
商品の製造過程からは、スポンジの切れ端など、“食物”としての価値を残したままの排出物もあります。商品として使用できないスポンジの切れ端も、もちろん良質な原材料から作られたものです。これらは何もしなければ廃棄物として処理されてしまいますが、これら資源を循環させるため、私たちは再利用に取り組んでいます。

ハーバースタジオ43本館と新館では、生ゴミ連続醗酵処理機を導入して、スポンジくずを堆肥化しています。まだ甘い香りの漂うスポンジくずが、約1日間かけて処理機の中で攪拌され、砂状の肥料となります。年間約30トンのスポンジくずが、栄養価の高い有機肥料として再生されます。この再生肥料は、大和茶を栽培する奈良県の製茶園で使用いただいています。この製茶園で生産された茶葉はPETボトル飲料となって流通しています。


栄養価が高く、安全性が確保されたスポンジくずは、家畜飼料のよい原料となります。横浜スタジオでは、排出スポンジくずの飼料化を促進しています。年間約27トンの排出スポンジくずを専門業者を通じて、家畜飼料の原料として再利用する取り組みを行っています。
また、ハーバースタジオ43では、果物を漬け込んでいたシロップの再利用にも取り組んでいます。この取り組みによって、年間約12トンの排出シロップが、家畜飼料の原料として再利用されています。
スポンジくずやシロップを原料とする家畜飼料は、主に養豚場で使われており、最終的には市場に流通し、みなさんの食卓に上ることになります。


私たちは、プラスチックや紙などの容器包装の再商品化を、財団法人容器包装リサイクル協会に委託しています。私たちが、製造・販売した商品の数量に応じた再商品化委託料金を支払うことで、お客様が使用された後の容器包装が、ベンチ・擬木・車止めや・古紙再生ボードなどに生まれ変わっています。

